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ネット詐欺用語辞典
偽警告

偽の警告画面表示や警告音によって利用者の不安をあおり、迷惑ソフトのインストールや購入、サポート詐欺につながる問合せ先などに誘導するネット詐欺のことです。

偽警告はポップアップ広告を表示する際の仕組みを利用し、突然「ウイルスに感染しました」などの警告を表示し、ウイルスの駆除に必要として迷惑ソフトをインストールさせようとします。偽のサポート窓口に連絡するよう仕向けるサポート詐欺と連動している場合もあるため注意が必要です。
ネットを使っている際に突然表示されるため、だまされてしまう利用者も少なくありません。
また、利用者に正規の案内と思い込ませるために、OSやセキュリティソフトからの通知を装っている場合もあります。
スマートフォン向けの偽警告も確認されています。

偽警告例1

図:偽警告によってインストールを促す手口の一例

偽警告例2

図:左、トレンドマイクロ製品を詐称する偽警告の表示例 右、他社製品を詐称する偽警告の表示例

偽警告がでたときの対処方法

パソコンやスマートフォンで見慣れない警告画面が表示されたら、落ち着いて以下の対応をしましょう。

  • 日本語が不自然などの不審な点がないか確認する。
  • 警告画面に表示されている連絡先に電話やメールをしない。
  • 警告画面で薦められたソフトやアプリをダウンロードしない。
  • 警告画面を表示するブラウザを閉じる。
  • 端末にインストールしてあるセキュリティソフトでウイルス検索を行い、パソコンの状態を確認する。

サポート窓口へ相談する場合は、偽警告で表示された連絡先ではなく、必ず、公式のセキュリティソフトのサポート窓口に相談するようにしてください。

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