ネット詐欺(インターネット詐欺)とは、
インターネットを利用した詐欺行為のことです。
近年はスマートフォンの普及、ネット利用者の年齢層の拡大などをうけ、人の心理や行動の隙を突いた手口も巧妙化しており、だまされてしまう利用者が急増しています。
ネット詐欺にあわないためには、基礎知識と対処方法を知ることが重要です。
まずはネット詐欺に使用される用語をチェックして、詐欺の手口を知り、知識をつけましょう。
実在する企業や組織に偽装した偽サイトを使って、認証情報や個人情報、クレジットカード情報などを詐取するネット詐欺のことです。オンラインバンキングやショッピングサイトからのパスワード変更依頼や宅配業者からの不在連絡など手口が多様化しています。
著名な企業やサービスなどに偽装した偽のSMS(ショートメッセージサービス)で、フィッシングサイトや不正アプリの配布先などに誘導したり、偽の問合せ先への電話を促します。電話番号情報が漏洩していなくてもランダムな数字を使って送信できるため、受信してしまう可能性があります。
偽の商品当選画面や、偽の現金当選サイトからクレジットカード情報や銀行口座情報などを詐取する手口のことです。「スマートフォンが当選しました」などの偽の当選画面を表示し、当選品の送付に必要と称して個人情報や決済情報を詐取します。
情報や金銭などの詐取を目的とした偽のメールのことです。メールソフトで送信元を自由に設定できるため、容易に偽装できます。企業だけでなく、個人、時には自分からメールが送られてきて驚いてクリックするといった事例もあります。
POINT01
実在する企業やよく知った相手が差出人でも、何らかの理由をつけてURLリンクやダウンロードページに誘導したり、電話をかけさせようとしたりする通知は、あなたをだますためにサイバー犯罪者が送りつけたものかもしれません。TwitterやFacebook、YouTubeなどのSNSではセキュリティ対策製品やオフィス機器などの問合せ窓口のフリをして「技術的な悩みを解決する」といった文言とURLリンクを投稿し、そこからサポート詐欺サイトへ誘導する手口も確認されています。正規のWebサイトに表示された広告でも不用意にクリックしてはいけません。
POINT02
サイバー犯罪者はOSやアプリの脆弱性を悪用することがあります。脆弱性を放置しないためにもOSやアプリは最新の状態を保ちましょう。また、セキュリティソフトやアプリは、ネット詐欺被害の発端となる偽のメッセージや、不正サイトへのアクセスを未然に防いでくれる場合があります。最新の脅威に対抗するため、セキュリティソフトやアプリは最新の状態に保ちましょう。
POINT03
ネット詐欺の手口は日々巧妙化しています。普段からセキュリティ関連団体などが発表する注意喚起情報に目を通し、ネット詐欺の手口や狙いを知ることでだまされるリスクを軽減できます。注意喚起情報発信用の公式SNSアカウントをフォローし、セキュリティ情報を自動的に入手できるようにしておくのがおすすめです。
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ネット詐欺のような危険なサイトを、被害にあう前に知ることができます。
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⽇本の個人ユーザーを狙ったネット詐欺サイト※2でのブロックテストにおいて97%をブロック。
ウイルスバスター モバイルはテスト対象の4製品においてブロック率1位を獲得※3
⽇本の個人ユーザーを狙ったネット詐欺サイト※4でのブロックテストにおいて97%をブロック。
ウイルスバスター クラウドはテスト対象の5製品においてブロック率1位を獲得。※5