自称家電オタクを名乗る馬男さんの家にレッツゴー!
「IoT=モノのインターネット」という言葉をご存知だろうか? あらゆるモノがインターネットにつながり新しい価値を生みだすという最先端のキーワードだが、難しい話はさておき、わたしたちの身近にも、最近どんどんとインターネットにつながりだした最先端のモノが存在する。そう「家電」だ。それらは「スマート家電」や「IoT家電」とも呼ばれている。そして誰もが親しんだその家電の世界にも「オタク」は存在するらしい。
なかでも「吾輩は他の家電オタクなどから見れば256馬身差で先行している」と鼻息が荒いのが馬男さんだ。大の家電好きである彼は、気になった製品や新製品が発売されるとすぐに購入するのはもちろん、友人を始めとした周りの人に家電のうんちくを語り始めると暴走してしまい止まらなくなるという、まさに絵に描いたような家電オタクなのだった。
しかし、そんな彼の愛する家電たちには、実はある"危険性"が潜んでいるかもしれなかった──。そこで、そんな家電たちの"安全性"をチェックするため、セキュリティのプロであるトレンドマイクロの和田克之さんとともに、馬男さんの自宅を訪れることにした。
【馬男さんインタビュー】自分はこうして家電オタクになった
実に怪しい風貌で私たちを招き入れてくれた馬男さん。挨拶代わりに彼が愛する家電たちを見せてくれた。
どうやら噂に違わぬ、家電好きであることがうかがえる。では、さっそく抜き打ちチェックに……と行きたいところだが、まずは、自分の馬小屋部屋でくつろぐ馬男さんに、家電への思いを語ってもらうとしよう。
Q.さっそくですが、家電を好きになったきっかけは?
A.きっかけって特に意識したことはないんですが、恐らく幼稚園の頃に父親が買ってきた30インチくらいの巨大ブラウン管テレビですね。まあ今は43インチ4Kテレビを持っていたりしますが、当時のテレビは何倍もの体積があって、そのいかつい風貌に幼心に惹かれましたね。それがすべての始まりです。
Q.馬男さんにとって家電の魅力とは?
A.今の家電って、ほとんどがスマホとつなげられるじゃないですか。だから、いつでもどこでも、その製品について知れて、コントロールもできちゃうんですよ? 自分アラサーですけどほんといい時代になったなぁと思います。現在の子供たちが羨ましいですよ。だって、自分の子供の頃のように「ピーガガガガ」なんてダイヤルアップ接続で苦労しなくても、ネットとすぐに繋がれるわけでしょ? しかも自分のような馬人間だけでなく、モノ(家電)さえもつながっているんですからね。照明とか冷蔵庫、洗濯機、あるいは掃除機だって自分の意のままにスマホで操れちゃう。まさに「今の家電」は「最高のおもちゃ」という点で、魅力的ですね! 自分的には特n……(言葉をさえぎって次の質問に)
Q.今回の抜き打ちチェックへの意気込みをどうぞ
A.もちろん、自信はあります。愛する家電たちのことですからね。ちゃんと管理しているに決まっているじゃないですか。だから和田さんにはせっかくご足労頂きましたけど、無駄足になると思いますよ。
馬男さんの家電、本当に安全だったのか?
終始ドヤ顔で思いの丈を語ってくれた馬男さん。さすがに家電の話題となると突っ走り、手綱を締めても止まらない。そろそろ面倒くさくなってきたので、「和田さんチェック」と行こう。
馬男さんご自慢の最新のスマート家電たちは以下の通りだ。
- ・家庭用ゲーム機×2
- ・スマートライト
- ・スマートTV
- ・ネットワーク録画機器
- ・スマートスピーカー
- ・Wi-Fiルータ
もちろん、すべてのスマート家電は、Wi-Fiルータを通してインターネットにつながっている。
さっそくセキュリティプロの鋭い眼で家電オタクの家の状況をざっくりと確認した和田さんは、おもむろに次々とルータや各デバイスのチェックを慣れた目つきと手つきで進めていった。
自信満々で挑んだ馬男さん……果たして結果は?
和田さんがチェックした主なポイントは以下の通り。
- ・ルータの管理パスワードがデフォルトから変更されているか?
- ・ルータのファームウェアは最新に更新されているか?
- ・その他のデバイスのアップデートは済んでいるか?
- ・パソコン、スマホにセキュリティソフトがインストールされているか? & 最新版に更新されているか?
- ・Wi-Fiの暗号化に古くて脆弱な暗号形式のWEPを使っていないか?
……そして、和田さんチェックの結果が出たようだ。
果たして結果はいかに!?
・
・
・
・
・
馬男さんの結果は×!!
なんと、誰もがやってしまいがちな項目で馬男さんも引っかかってしまったのだ!まさに初歩的なミスである。
ちなみに下記が全体の結果だ。
――馬男さんがクリアできていなかったのは下記の2項目。
- ・ルータの管理パスワードがデフォルトから変更されているか?
- ・ルータのファームウェアは最新に更新されているか?
案外、読者の方たちもできていない項目ではないだろうか。 「別にそのままでもいいじゃないか」と思われるかもしれないが、決してそうではない。セキュリティはほんの一部分でも欠けているとそこが穴となり、リスクが広がってしまうからだ。知らずに気軽に使い続けていると、思わぬ被害が生じてしまう可能性もある。楽しく使うための家電でそんな思いはしたくはない。だからこそ、これだけのチェックポイントをクリアして必ずすべての穴を塞ぐ必要があるのだ。
さらに、今回和田さんがチェック項目として挙げた5項目について、どんな脅威や危険性があるのか細かく教えてもらった。
Q.ルータの管理パスワードがデフォルトから変更されていないとどうなるんですか?
A.デフォルトのパスワードは簡易なものも多く、そのままの設定ではアカウントの乗っ取りなどの被害に遭う可能性が高まってしまうのです。
Q.ルータのファームウェアやその他のデバイスのアップデートを最新にしていないと何が危険なんですか?
A.デバイスのファームウェアアップデートには、セキュリティ性能を高めるものが入っている場合があります。そのため、常に最新版を使用することで悪意ある攻撃から守ることができるのです。
Q.パソコン、スマホにはなぜ、セキュリティソフトのインストールや最新版への更新が必要なんですか?
A.ウイルスなどは日々複雑化し、防ぐのが困難になっています。そうした最新の脅威に、セキュリティソフトが対抗するためには、常に最新版を利用することが必要なのです。
Q. Wi-Fiの暗号化に古くて脆弱な暗号形式のWEPを使っていると何がダメなんですか?
A.WEPはすでに暗号化を破る方法が見つかっております。そのため、十分な対策とならず、自身のネットワークにウイルスが侵入するリスクが高まってしまいます。
……………。
(馬男さんはショックのあまり言葉が出ない様子)
自分一人でやるのは難しい……そんな方たちに朗報!
スマート家電のセキュリティ救世主、現る!?
とはいえ、セキュリティやネットワークの専門家でもないのに、多種多様なすべての家電ですべてのチェックポイントを常にクリアし続けるというのはなかなか難しいのも事実。それに、あまりセキュリティのことばかり心配していたのでは、せっかくの家電で楽しむことができなくなってしまうかもしれない。実際、自分の家電の設定にセキュリティ上のリスクがあったと知った馬男さんは、すっかり落ち込んでしまい自信喪失気味だ……。
そんな馬男さんをなだめるように和田さんが取り出したのが、「ウイルスバスター for Home Network(以下、VBHN)」だ。VBHNは、家庭のネットワークに接続するさまざまな機器を外部からの攻撃や有害サイトへのアクセスから防御することができるホームネットワークセキュリティ製品である。セキュリティソフトをインストールできないスマート家電等であっても、VBHNを家庭のネットワークに接続し、スマホかタブレットに管理用アプリをインストールするだけで、乗っ取りや遠隔操作などから守ってくれるうえ、有害なサイトへのアクセスを一括で防御することもできてしまうのだ。(※)
※家庭のネットワークに接続された機器に対して有効な機能です。
さっそく和田さんは馬男さんの部屋のネットワークにVBHNを設置してしまった。別に和田さんがプロ過ぎるから素早いわけではなく、VBHNとルータをLANケーブルでつなぎ、管理用のアプリをスマホかタブレットにインストールするだけで、ほとんどの設定は完了なのだ。
後はVBHNが自動的にネットワークに接続されているデバイスを検出し、保護をスタートしてくれるのである。
これだけで作業は完了。大事な家電たちが危険にさらされる心配もなくなった。
VBHNのおかげでご自慢の家電たちの安全が守られると、再び無駄なまでの元気を取り戻した馬男さん。新しく発売されたばかりのゲームソフトをECサイトでポチるなど、意欲を見せている。もちろん、家電のセキュリティについての知識も和田さんからレクチャーを受けて最新の状態にアップデートされている。
プライベートが充実してこそ、仕事にも活きてくる。ひとまわり大きくなった馬男さんだけに、次のレース仕事には期待できそうだ!
馬男さんのような家電オタクでない方も、このような危険があることは同じはず。ぜひ和田さんのチェックポイントを参考に自分のデバイスを見直してみてほしい。そして、救世主VBHNに頼ってみるのもひとつの手だろう。
- ※本製品は、セキュリティソフトをインストールできない接続機器を乗っ取りや遠隔操作などから守ったり、有害なサイトへのアクセスを一括で防御したい場合などに有効です。
- ※USBメモリや、メールに添付されてくるウイルスなど、ネットワーク上の攻撃でないものやご家庭のネットワーク外での端末ご利用時は本製品の保護対象外となりますので、PCやスマートフォンには従来のセキュリティソフトが必要です。
[PR]提供: トレンドマイクロ