わたしたちの想い
わたしたちの社会貢献活動は、2011年3月11日の東日本大震災をきっかけとしてスタートしました。
被災地に足を運び、被災した方々との係わりを通じて、わたしたちだからこそ出来る復興支援活動を継続することにより、
より意味のある支援活動を行えるのではないかと考えました。
トレンドマイクロの社員、そしてわたしたちが社会貢献活動を通じて出会った人々の想いをお届けします。
気仙沼図書館
山口 和江様
トレンドマイクロ
コスタ ティラン
認定NPO法人 桜ライン311 代表理事
岡本 翔馬様
株式会社ヤマヨ水産 代表取締役
小松 武様
トレンドマイクロ
菅原 滋
トレンドマイクロ
岩本 健
トレンドマイクロ
ケリー ゆり
国際オリンピック委員会 委員
国際フェンシング連盟 副会長 太田 雄貴様
トレンドマイクロ
秋山 みゆき
気仙沼図書館は、東日本大震災の被災地支援がご縁で継続してボランティア活動や図書の寄贈などご支援をいただいています。図書館での活動時は毎回社員のみなさんの明るさに元気をいただいています。様々な部署から集まってボランティア活動に来てくださっているのですが、いつも一緒に働いているのではないかと感じるチームワークの良さは素晴らしいです。人と人とが繋がることができる心のこもった支援はかけがえのない社会貢献だと思います。震災から10年が経ちましたが、今でも社員の皆さんが被災地を訪れて活動してくださる姿にいつも感謝しています。
気仙沼図書館
山口 和江様
私が被災地から学んだことはたくさんありますが、まず、多くの会社同僚にも行動を起こしてもらいたいです。被災地や復興ボランティアに少しでも興味がある同僚や、被災地の現場を経験したことのない同僚に、もっともっと被災地の現状を知って欲しい。ボランティアをすることで、様々な状況におかれている人と関わることができ、そのことを通して日々の自分の生活を考えたり、自分の価値観が変わったように感じました。 今後もボランティア活動を行っていくことは非常に重要だと思いますので、私が見た被災地での光景を、皆に伝え続けて、国内外のトレンダーにも参加できるようなスマイルプロジェクトにしたいと思います。
産業営業本部 営業推進部
コスタ ティラン
私たちはインターネットに触れることが当たり前の生きる時代を生きています。そこにはもちろん触れることでの「危険性」も存在します。それは時には重篤な被害になってしまうこともあります。その対策を知識がなくとも簡単に、かつ安価な価格で行えるのがトレンドマイクロさんのサービスです。情報インフラにおけるエッセンシャルワーカーとしての意義をお持ちだと思っています。 2017年から当団体の事業にも参加していただいています。植樹会や苗木の育成管理に岩手県にも皆さまでお越し頂き、最近の状況下においてはオンラインでの講演会も企画いただきました。中長期的に関わってくださる心強さにいつも励まされています。私たちの団体の目的は防災減災の意識を多くの人に持ってもらうことです。社内の皆さまにその機会を頂けることは当社の財産だと思っています。
認定NPO法人 桜ライン311 代表理事
岡本 翔馬様
被災者に寄り添い続ける「スマイルプロジェクト」は被災地に希望の光を与え、被災者が笑顔を取り戻すきっかけとなりました。IT時代のウイルス対策・自然災害が多発する時代の被災者支援。どちらも現代に不可欠であり、その両方に取り組むトレンドマイクロさんの社会的価値は大きいと感じています。 本業もお忙しい中にあって、遠路遥々しかも継続的にお越しいただくトレンドマイクロの皆様のお姿に触れ、会社や個人が社会的な役割を果たすことの意味を学ばせて頂きました。これからも、会社が社員を愛し社員も会社を誇りに思う企業であり続けてください。
株式会社ヤマヨ水産 代表取締役
小松 武様
自社以外、そして勤務地である東京以外にはどんな世界が広がっていて、そこでどんな事業活動が行われているのか。そこにいる人はどんな人たちで、どんな価値観を持っているのかということに思いが至るようになり、トレンダーの個人としての経験を高めたり感性を磨いたりするいい機会だと思います。
セキュリティエキスパート統括下
ジェネラルビジネスSE部 菅原 滋
普段、仕事として「デジタル世界の安全・安心」のために活動していますが、大きな自然災害で被災した方々が「生活する上での安全・安心」を支援する取り組みとして、スマイルプロジェクトの活動は自分の目で見て肌で感じる貴重な機会であったと感じました。これが継続した取り組みであることからこそ出来た信頼や絆を目の当たりにして、個人・企業、そして社会の一員としてどのような貢献をするべきなのか、今後も考えて行きたいと思います。
マーケティング本部
プロダクトマネージャー 岩本 健
部門を超えた社員同士のつながりや社会問題に対して共通の関心をもって体験をすることを通じて、会社への帰属感が高まり、より社会的・人間的に成熟したトレンダーの育成に役立っていると思います。
製品開発本部 ローカリゼーション部
ケリー ゆり
トレンドマイクロさまと8年続いているYuki Otaフェンシングキャンプでの一コマです。 毎年このキャンプで、中高生を中心とした若手選手達の心構えの変化や精神的な成長が見られて、僕自身の糧にもなっています。 技術面の進歩はさる事ながら、心の成長は、フェンサーとして世界で戦っていくにはとても重要です。 しっかりと自分と向き合うことで、新たな気付きに出会えた時の選手達の目はいつも輝いています。
国際オリンピック委員会 委員
国際フェンシング連盟 副会長 太田 雄貴様
自分が幸せなのだと感じられたというと語弊があるかもしれませんが、参加することにより、健康で家族といられることはとても貴重なものだと改めて考えることができました。また、微力にもなっていないかもしれませんが、自分の手を動かした結果が他の方の役に立つことを実感できるのが単純に嬉しかったです。災害等に遭われた方々に思いを寄せ、行動できるスマイル活動の継続は、自分が何のために働くのかを考える契機になっています。
法務部 秋山 みゆき
なぜサイバーセキュリティ会社が
社会貢献活動に力をいれるのか。
~あなたがいて、わたしがある~
トレンドマイクロにおいて技術力をつけること以上に重要なことは、人として何をするのが正しいことなのかを学ぶことです。社会貢献活動に携わることによって、社員は、自分たちが大きな社会の一員であり、わたしたちの仕事は困っている人々を助けることなのだと理解し、相手の身になって考えることが出来るようになります。わたしたちは誰かのために何かが出来る、と思うことが重要なのです。これはトレンドマイクロの経営においてとても大事な哲学であり、わたしたちのパーパス(共通善)です。社会貢献は、社員の良い心、倫理観の育成に役立っています。わたしたちはデジタル情報の先にそれらを操る人間がいるということを理解しています。情報を守り、人を守り、その人が生きる地球を守ること。トレンドマイクロの文化は、正しい心を持った社員の育成に力を注ぎ続けます。
トレンドマイクロ株式会社
代表取締役社長兼CEO
エバ・チェン
わたしたちの活動
スマイルプロジェクト
スマイルプロジェクトは2011年に発生した東日本大震災をきっかけとしたトレンドマイクロの社会活動の1つです。近年ではプログラムを拡大し、2016年の熊本地震、2017年の九州北部豪雨、2018年の西日本豪雨など他の地域や、児童養護施設などでも活動を行っています。地元の方々との「また来てね」、「また来るよ」といった関係性を大事に、支援先の方々に寄り添う活動を継続しています。
関連サイトはこちら >>
若手アスリートに対する支援
トレンドマイクロは国際オリンピック委員会委員の太田雄貴氏と共に、次世代のフェンサー育成を目的とした合宿を8年間開催していました。2022年からはサッカー指導者の高倉麻子氏と共に、若手や地方で活躍するアスリートに対しての支援を続けています。その他にも、World University Basketball Series やNIPPON ITチャリティ駅伝、うらほろマラソンへのスポンサーシップ、ロンドンオリンピック男子フルーレ銀メダリストの淡路卓氏の主催するTeam Tohokuへの支援も行っております。
関連サイトはこちら >>
Internet Safety for Kids and Families
子ども達やその保護者がより安全にインターネットを利用できるよう「小中高校でのオンラインセキュリティ教室」や「セキュリティ動画コンテスト」などさまざまな教育プログラム(Internet Safety for Kids and Families)を展開しています。子ども達やその保護者がネットや端末利用を改めて考え、対策を講じる機会に活用いただければ幸いです。
関連サイトはこちら >>
Give and Match Program
Give and Matchプログラムは、トレンドマイクロと社員が一体となって、地域社会のより良い未来のための取り組みに対して寄付を提供するものです。トレンドマイクロの社員が発起人となり、自然災害や地元NPO団体等への支援をトレンドマイクロ社内で訴え、同意した社員が寄付を行います。トレンドマイクロではその合計金額の同額を会社として寄付し、より影響力のある支援となるよう協力しています。地域社会に対する社員の想いをボトムアップから反映させる、トレンドマイクロらしい社会貢献の一つです。
関連サイトはこちら >>
新型コロナウイルスに対する
取り組み
新型コロナウイルスに起因する社会課題への取り組みとして、海外子会社から届いたマスクの寄付や食糧支援が必要な子ども達へお弁当の提供、社員ボランティアが3Dプリンターで制作したフェイスシールドの寄付などを行いました。これらはすべて社員のアイディアから発足し、プロジェクト化した取り組みです。
アスリートトレンダーの
採用
トレンドマイクロではアスリートがトレンダーとして活躍しています。フェンシングの狩野央梨沙選手、デフ400メートルハードルの高田裕士選手、デフバトミントンの沼倉昌明選手、パラスノーボードの後田風吹選手の4名が所属し、ワールドカップなどでのメダル獲得を目指して頑張っています。
東京・春・音楽祭への協賛
トレンドマイクロは、国内最大級のクラシック音楽の祭典「東京・春・音楽祭」を支援しています。この音楽祭は2005年から開催され、オペラやオーケストラ、国内外一流アーティストによる室内楽をはじめとする演奏会から、街角で気軽に楽しめる音楽との出会いの場を提供しています。
関連サイトはこちら >>
囲碁AIソフト
「GoTrend」の開発
囲碁AIソフト「GoTrend」は王銘琬九段監修のもとトレンドマイクロが協力して開発されました。さまざまな棋力別に開発されいるのが特徴で、現在日本棋院の運営する「ネット対局『幽玄の間』」上において会員向けの対戦相手として囲碁普及に大きく貢献しています。
関連サイトはこちら >>
当事者であり続けること。
~東日本大震災から10年~
自然災害支援活動からスタートした日本のトレンドマイクロの社会貢献活動ですが、その他の活動を考え始めるきっかけになりました。東日本大震災に対する支援から始まり、その後は日本各地の自然災害復興に対する支援、児童養護施設に対する支援、スポーツ支援や文化支援も開始しました。2020年にはコロナ禍におけるフェースシールドプロジェクト、支援を必要とするご家庭へのお弁当やスイーツ配布も行いました。2011年以降も頻繁に発生する自然災害、2020年には誰も想像すらしなかったコロナウイルスの蔓延。被災地支援、自然災害に対する支援は、社会課題の一つでしかありません。東日本大震災は多くの学びと広い価値観を持つきっかけをトレンドマイクロの社員に与えてくれました。自然災害の多いこの日本において、社会的責任を意識しながら、これからの10年も様々な活動に繫げて行きたいと考えています。
グローバルのCSR活動は、下記のページでご紹介しています。
https://www.trendmicro.com/ja_jp/about/corporate-social-responsibility.html